つきのBLゲーム感想置き場

昔のBLゲームが好きなオタクによる感想・レビュー、初見プレイ時の感想ログなど。

近況報告&sweet poolの話など

久しぶりの更新です。

 

更新していなかったこの半年間何をしていたかといいますと、実はゲームをプレイしていたノートPCのHDDが壊れてしまった上、バックアップに不備があったようでセーブデータが消えてしまい……

途中まで書いた記事の下書きはいくつかあるものの、シナリオ等の確認が出来ないのでもう一度プレイしないといけないのか〜〜……と、ちょっとやる気を失っていました。

データが消えた中でも、特に

・恋愛心理学シリーズ(特にまだ記事を上げていなかったbirdie)

・ファナティカ

がきついです……

どちらもオススメしたい良作なのですが、長かったり複雑だったりと、フルコンプが大変な作品でもあります。

特にbirdieはフラグ管理がかなり大変な上、エンド数が多いです。各キャラクターの視点でシーン再生できるので、うっかり1キャラ分読み忘れてセーブデータを上書きしてしまって「シーンが埋まらない……どこ……?」となった覚えがあります。セーブ欄は沢山あるのに、何故やらかすのか……

バックアップもですが、こまめにデータを管理する事は大切ですね。反省です。

 

さて、新しいPC(Windows10)にもようやく慣れてきました。(今まで8.1でした)

何かプレイするか!と思ったは良いものの、

・まずはサラッとできて楽しいAM2:00をやりたい

・大好きなカフェリンをもう一度コンプしたい

・いや、まだ記事を書いていないものを……

等と迷っていました。

が、これを書いている間に「5月だからsweet poolでは?」と思いついたので、再プレイ決定記念(?)にsweet pool記事の捕捉と、初見プレイ時の話でもしようと思います。

 

以前書いたsweet poolの記事はこちら。

renachii.hatenablog.com

 

 

(書き忘れましたが、5月→スイプなのは単純にこの作品がとある5月のお話だからです)

まず、バージョンについて一応捕捉です。

sweet poolには18禁版とCERO:D版があります。

これはそれぞれPC版・PSvita版だと思えば良いだけなのですが、PC版にも、2009年(初回版は2008年)発売の通常版と、2018年発売のリマスター版があります。

現在のOSでは通常版は正常に動作しない可能性があるので、リマスター版を購入した方が良いかと思います。

リマスター版はパッケージ・ダウンロードいずれもありますので、DVDドライブが無くてもプレイ可能です。

心配であれば、公式HPから体験版をダウンロードしてみるのが確実だと思います。

これは以前の記事にも書いたのですが、sweet poolの体験版はすごくボリュームがあります。そして良いところで終わります。

作品の雰囲気は充分味わえるので、まずは体験版をやってみるのがオススメです。

 

 

あと書くこと無いな……ドラマCDも良いよ!ぐらいかな……

というわけで、以下は私の感想?思い出?そんな感じのものです。ネタバレあります。(MESSIAH・カフェリンのネタバレもあります)

記憶を頼りに書いているので間違っていたら申し訳ないです……再プレイします……

 

私が初ボブゲにスイプを選んだ理由は善弥であり、彼が一番好きなキャラクターも彼なのですが、最近は睦も好きだな〜と思っています。

もともと、睦バッドはかなり好きなエンドではありました。カニバが、というよりも、蓉司を食べてもなお収まらない衝動に苦しんで、自分の腕を傷つける睦が、自分で殺した相手の不在に苦しむ様が虚しく、哀しくて好きでした。また殺してしまうほどの衝動の原因が恋愛感情などではなく蓉司に寄生した生物によるフェロモンなのも、哀れさに拍車をかけていて私好みです。

睦は哲雄ルート(本筋)では蓉司と和解できるので実質グッドみたいなルートがありますが、そちらはそちらで蓉司のその後を考えると決してハッピーな結末ではないんですよね。友人としての関係も続くことはない……それでも互いへの理解は深まったはずなので、睦&蓉司のグッドルートではあるのかな、と思っています。

 

ちなみに、私が初見プレイ時に辿り着いた結末は銃殺エンドでした。真っ先に死亡エンドに行ってしまいがちなんですよね……MESSIAHでもアリスに刺されましたし……(うわ〜どっち選べば良いんだろう……)と散々悩んだ結果無事(?)刺されました。

まあスイプは死なないエンドの方が少ないですが、それにしても銃殺エンドはあまりにあっけないと感じた記憶があります。

そういえば、いきなりグッドエンドに行けたこと全然ないな……バッドの方がインパクトがあって記憶に残りやすいのかもしれませんが。

カフェリンでいきなり調教バッド突入した時のこととか、よく覚えてますね……

進哉視点で進めていたので、すっかり喫茶店が舞台のほのぼのゲームをプレイしている気分になり(健全なノーマルエンドだな?)と半ば確信していたところで、これはエロゲであると思い出させられました。めちゃくちゃ好きなルートです。(これに関しては正直調教3Pバッド目当てで購入したのでむしろ正解の道を辿っていたのかもしれませんが、プレイ中の予想とは大きく外れたエンドに行った、という意味では外してしまっているということで……)

たしか2回目はちぃ進に行こうとして恋愛未満で終わるエンドになってしまったはず。

……やっぱりゲーム下手くそなのでは?

次にやるゲームでは一発グッドを目指したいと思います。

目標もできたところで、そろそろ終わりにします。

以上、近況報告その他色々でした!

【BLゲーム】おすすめSSなど カフェリン・ちぃ進編

今回はBLゲーム「カフェ・リンドバーグ ぼくらの恋愛心理学2」のカップリング、智裕×進哉のSSについてです。

 

ゲーム本編の紹介はこちら。

renachii.hatenablog.com

 

 

SS紹介第2弾、迷いましたが智裕×進哉にしました。私が好きだからというのもあるのですが、この2人のSSは内容が濃い。たぶん数も多め。

上にリンクを貼った紹介記事にも書いたのですが、本編と違う結ばれ方をする話が2つあるというのは結構珍しい気がします。

 

というわけで、まずは2人の馴れ初めが読めるSSについて。

 

SS集2003

「ぼくらの恋愛心理学」シリーズ第1作、birdieと第2作・カフェリンのSS集「ein special 2003 SUMMER ぼくらの恋愛心理学SS集」です。

基本的に見開きで収まる程度の短い話なのですが、智裕×進哉がメインの話は他のカップリングも登場するかなり長めの話です。挿し絵もあります。

CPはちぃ進・拓司・桐榛。(司拓かも?)

この世界線のちぃ進も本編に負けず劣らず可愛いのでおすすめです。最初は本編の後日談ではないことにびっくりしましたが、読後はすっかりお気に入りになりました。

 

微熱王子 vol.5

birdieとカフェリン両方をプレイ済みの方なら納得されるのではないかと思うのですが、恭一×智裕のエロがあります。(※恋愛感情があるのはちぃ進です)

詳細は是非読んでみてください。私は好きです。ほんっと恭一と智裕らしいなあ……と笑ってしまった。

ちなみに、他に作品の壁を越えたCPといえば、企画・シナリオのstudio may-beさんのサイトに掲載されたSSで喬志×進哉(恋愛未満。キスのみ)がありました。

 

ちぃ進馴れ初め話はここまでです。

以下は私の独断によるおすすめ&面白SS。(最後のひとつはドラマCD・進ちぃです。本編直後の話)

 
Cool-B vol.47

正直これを読んでほしくて記事を書いたようなものです。クリスマスシーズンのお話。ひたすら可愛い。メイン5人全員登場します。優しい世界。癒し。めちゃめちゃ可愛いので読んで……。

 

B'sLOG 2006年8月号

雨の日の2人。

この記事を書くにあたって雑誌掲載SSを読み直したのですが、ちぃ進は雨や雪の日の話が多いですね……? FDもそうですし。全部可愛いのでどれをおすすめに入れるか迷いましたが、智裕が珍しく年下っぽいこちらを選んでみました。

 

B'sLOG 2009年2月号

女体化・百合・女子校パロディという属性てんこ盛りのカオスなSS。なお名前はそのままです。こういうなんでもあり感、好き。智裕の方が年上になってて笑いました。でも分かってしまう……。

学パロSSは他にもいくつかありますが、女体化はさすがにこれだけだったと思います。

 

微熱王子 vol.12

江戸パロディ。ちぃ進未満です。智裕+進哉、という感じ。birdie・カフェリン総登場のお話です。

上の恭一×智裕もですが、birdieとカフェのコラボは結構あるんですよね。FDからして一緒ですし。それも今度まとめようかな。

このちぃ進は身分差・主従・幼馴染です。可愛い。

 

ドラマCD

※進ちぃです。

本編ED直後のお話。可愛い攻め好きな私にはクリティカルヒットしました。ひたすら可愛い2人です。

 

 

以上、是非読んで/聴いてほしいちぃ進SS/ドラマCDの紹介でした!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

【BLゲーム紹介】AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜

ボブゲ紹介、今回は「AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜」です!

2005年発売。(廉価版は2007年)ブランドはあまなっとう。will系列です。

 

簡単にまとめると

「ハッピーエンドしかないほのぼの日常系総当たりリバゲー。1ルートが短めなので気軽にプレイできる」

 

以下、各項目別に書いていきます。

 

 

シナリオ

ある都市の中にあるこじんまりとした公園に、毎晩猫に会うためやってくる3人。彼らが偶然知り合うところから、物語が始まります。

登場人物(立ち絵あり)は3人+猫3匹。夜の公園で会うたびに、少しずつ親しくなっていく、自分の変化に気付いていく過程を楽しむゲームです。もちろん、公演以外が舞台になることもあります! 特に後半ではあるところでの偶然の出会いなども……。

ハピエン確約。バッド無し。悩みや葛藤が無いわけではありませんが、全体的にほのぼのしています。濡れ場は各ルート1回でした。

 

 

システム面

基本的なシステムは備わっています。バックログでボイス再生可能。シーン回想も多いですし、プレイしていてやり辛さを感じた点は特にありませんでした。

システムといえば、ストーリーの進め方がちょっと特殊でしょうか?

オープニングの後に、メインキャラクター3人の中から主人公を選択します。

選んだキャラクターと残り2人のカップリング、つまり主人公1人につき4ルート(受け攻め分岐がある為)存在します。

そして、主人公が違う場合、同じ2人でもストーリーが違います。例えば御器所×本郷になる話は、御器所主人公版と本郷主人公版で2通り用意されているということです。

メインキャラクターが3人だけとはいえ結構いろいろなパターンが読めて楽しい。このシステム良いですね。

 

 

CG・音楽

可愛らしい絵柄です。シナリオの雰囲気と合っていると思います。個人的に好きなCGは各キャラとの出会いの場面で映る猫とキャラの描かれたものです。メンデレーエフ可愛くなさすぎて好き。

残念なのはキスシーンのCGが使い回しなところ。でも価格とルート数を考えたら仕方ないのかな、とも思います。

音楽も特に変だというものもなく、穏やかなものもコミカルなものも耳障りでなくて良かったです。

 

 

声優

まず猫について。声が明らかに人間でしたが、イラストがリアル系ではないこと、作品の雰囲気には合っていることからすぐ慣れました。でも最初は声を聴くたびに某BLCDの犬を思い出してしまいました

メイン3人はキャラクターに合っていて良かったと思います。野並の穏やかな声も、御器所のちょっとのんびりした声も、本郷のちょっと細い思春期らしく神経過敏そうな声も。私は本郷の声優さんのこういう声が特に好きなので、サンプルボイスだけでもうテンションが上がっていましたが、本編も期待通りで大満足でした。

 

 

ネタバレ含む感想

急に恋愛感情に至ってエロ入ったからびっくりしたぞ! というのが1周目の感想(本郷視点、本郷×御器所ルートでした)。

でもこれBLゲームだしね……? と思えば全然許容範囲。普通に面白かったです。

攻略順は本郷視点→御器所視点→野並視点。

最初の本郷視点御器所ルートが一番殺伐としてましたね……。

好きなルートはダントツで御器所視点・本郷×御器所です。前回記事にも書きましたが、本当にツボでした……何度か見返した……。

このルートが一番本郷の進学についての悩みに関する描写がしっかりしていたと思います。

あとは本郷視点・野並ルートも好きですね。野並の恋愛感情かどうかに対しての「あなたには特別なことをした。それだけは真実で、それが答え」というの、研究ばかりで恋愛をしてこなかった野並らしい考え方でとても好きです。

攻略については、ハピエン確約で選択肢は受け攻め度の変動のみという仕様なので特に詰まることはないと思います。

あえて言うならば最年少の本郷くんが攻めになりやすくなっている点くらいでしょうか。

例えば本郷視点・御器所ルートの場合、選択肢が5つあるので攻め度が0〜5。

攻め度2以上で本郷が攻めになります。

でもそれっぽい選択肢を選べば正解で、「逆だろ?」みたいなひっかけ問題は無かったのでやっぱり難易度は低いと思います。攻略サイト無しでも簡単にコンプ出来ました。

 

 

以上、「AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜」の紹介でした!

難易度もストーリーも、BLゲーム初心者にオススメしやすい内容にまとまっている印象です。

3人のうち好きなキャラクターを主人公に選べますし、1ルートが短いので何かちょっとゲームやるか、という気分の時に丁度良いと思います。

余談ですが、作品公式HPに「キャラクター判断」というものがあります。「あなたに合ったキャラクターを判断します!」とのこと。

プレイ開始前にやってみた結果……

メンデレーエフでした。笑

せっかくだから野並視点からやっても良かったかも。

どの視点からプレイするか決めかねる時はやってみてはいかがでしょうか!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

プレイ感想はこちら。 

renachii.hatenablog.com

renachii.hatenablog.com

 

【BLゲーム感想】AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜御器所視点・本郷×御器所 ネタバレ感想

前回に引き続きあまなっとうの「AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜」感想です!

(前回記事はこちら。本郷視点・御器所ルートネタバレあります) 

renachii.hatenablog.com

 

 

はい。前回からこの記事までの間に、本郷視点・野並ルート、御器所視点・本郷ルート(本郷×御器所のみ)を一気にプレイしました。

何故この中途半端なタイミングで記事を書いているのか。それは……

 

御器所視点の本郷×御器所が好きすぎる。

 

いやほんと、この一言に尽きるんですよね……。あまりにも萌えて、ちょっともうダメだ……と一旦中断しています。

あまなっとう……Will……ありがとう……。

 

 

以下、キモオタの妄言です。ネタバレを含みます。

 

まず、途中までプレイしていて「あれ? 本郷視点の御器所ルートよりもずっと和やかだな?」と感じました。

御器所が受験生だった頃の参考書を本郷にあげたことがきっかけで、本郷の御器所を見る目が変わったというのが大きいのでしょうか。

御器所の方も今回は視点主なので本郷をどう見ているのかよく分かります。本郷視点の時に思ったよりも大人だな、とは思っていましたが、予想以上に自分のことを分かっていますし、本郷の悩みについてもちゃんと理解している人でした。頭良いですね、彼。そして上辺だけじゃない優しさも持っていて、ああ良い人だな、と思いました。

かなり素直に悩みを打ち明ける本郷。それをちゃんと受け止めて、適当な返事はしない御器所御器所の、本郷の考え方をちょっと眩しく思っているというか……流されないでいてほしいと思ってしまう気持ちも分かるんですよね。

本郷を大学の授業に潜り込ませて実際の授業を見せてあげるシーン、すごく好きです。勉強というか学問についての本郷の見方が変わるところ、ああ分かるなあ、と思いながら見ていました。本郷は大学に行った方がいい、という御器所のモノローグにも心の中で頷いていました。

 

この辺りまでは(これ恋愛関係ない良い話では? BL要素無しで終わっても満足だぞ……?)と思っていました。ほんとに。

 

その後キスしてしまってから恋人になるまでのシーン。

もう会わないだろうな、と思ってしまう御器所の気持ちも分かる。でもこのタイミングで公園の外、塾で偶然出会ったのは運命だね良かったね〜、なんて考えてました。

あと本郷のストレートさ良いなあ、とも。年下がぐいぐいくるの好き。

 

「ちゃんと最後まで見ててよ」辺りに来る頃には既に(今までやったルートで一番好きだわ……)と考えながら見ていたのですが、この後。

 

「一緒に帰らない?」「ダメ?」から始まる本郷の素直な甘えを断れない御器所

 

いや好き……本郷×御器所良い……2人ともかわいい……。

 

背伸びをしてキス。

 

身長差良いよね……。

 

そしてエロに入って

 

「もっと見せて」と言ってくる本郷に(ずるい)と思いつつ応えてしまう御器所

 

ここでもう完全にやられた。めちゃくちゃに萌えました。

 

ここまで来てやっと思い出したんですが、私「かわいい年下と振り回されがちな年上」萌えなんですよ。なんというか、つい甘くなってしまう、年下にかなわないなあ、と思ってしまう年上の図、大好きで。

 

そういえば、ボブゲで一番好きなキャラが「カフェ・リンドバーグ ぼくらの恋愛心理学2」の一ノ瀬進哉な時点でもう可愛い系年下攻め、年下に甘くなってしまう年上好きなの丸分かりですね……。

(なおリバ好き(特に同軸)でもあります。だからなのかあえて好きなカプを選ぶと拓進、ちぃ進に。拓進の同軸リバめちゃめちゃ好き……。あの先輩後輩感もとても良い)

 

話が逸れましたが、ともかく「あ、本郷×御器所これだ」と気づいた時は自分のぶれなさに笑いました。

そしてエロシーンの続きを見て

「最中に言葉に出して実況しがちな年下攻め好きだって進哉の時に散々言ったじゃん……」

と思わず両手で顔を覆いました。もうダメだ……好きしかない……。

 

エンディングも良かった。合格発表に本人以上にドキドキして、本気で喜んでる御器所は可愛いし、本郷の生意気さ、率直さがよく出ていて本当好きだな……と改めて実感。

ここは進哉と明確に違うところですね。進哉に生意気さは皆無だし、あそこまでぽんぽんと言葉が出てくるわけではない。でも自分の気持ちを伝えようと一生懸命なので結果的にどストレートな言葉になっていることは良くありますが。

あれ、率直さは似てるのか……? 書きながら気づきました。そっか。己の好みを再認識。

 

 

というわけで、「AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜」御器所視点・本郷×御器所ルートの感想でした!

いや……本郷×御器所……私の萌えツボをばっちり押さえたルートでした……最高だった……。

今までこのゲームについてぼんやり「いつかやろう」とだけ思っていた自分に「いいから早くやれ!!」と言ってやりたいです。

良いゲームでした(まだコンプ率半分以下)(コンプ後に紹介記事を書きます)。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

*「カフェ・リンドバーグ ぼくらの恋愛心理学2」についてはこちらをご覧ください。 

renachii.hatenablog.com

 

【BLゲーム感想】AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜 本郷視点・御器所ルート ネタバレ感想

今回は最近プレイしている「AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜」の感想記録その1です!

先日駿河屋から届いたゲームにも少しずつ手をつけていますが、まずは思ったより短くてさくっと1ルート終わったこちらの感想を書いておこうと思います。

駿河屋に関してはこの記事をご覧ください)

 

renachii.hatenablog.com

 

 

以下、シナリオネタバレと感想です。

 

まず主人公に選んだのは眼鏡の本郷くん。

表向きは優等生で通っているけれど、周囲の大人が気に入らなくて苛々している受験生。こっそり夜に抜け出して、近くの公園で猫(健さん)に餌をあげながら話しかけるのが息抜き。

そしていつもと違う時間に公園へ行った日、別の猫(ジャスミン)に話しかけている人に出会います。

それが一見チャラい今風の大学生という感じの御器所さん。

 

早めに公園に行くか否かという最初の選択肢、で3人が公園に来ていた時間が関係していて、残り2人のうちどちらと出会うか決まるのかなー、と思ったら当たっていたみたいです。

というわけで、狙い通り御器所さんと会うことができました。(彼を選んだ理由はなんとなくです。直感?)

 

御器所さんの態度につい突っかかってしまう本郷くん。自分でも御器所さんが言うことに一理あると分かっているのに、認めたくなくて言い返してしまいます。

 

序盤は予想よりも殺伐とした会話が続き、ちょっと意外でした。

本郷くん、思春期っぽくて良いですね。対して御器所さんはいまいち真意が掴めない。本郷くんのことをどう思っているんでしょうか……?

 

何度か公園で会っては口喧嘩をしていましたが、今日は御器所さんに会わないよう、以前通っていた時間に公園へ行くことに。

すると「本郷は自分と会いたくないだろう」とわざわざ時間をずらして来ていた御器所さんに遭遇。結局出会ってしまったものの、珍しく会話が弾みます。

 

その後も何度か会ううちに、少しずつ話ができるように。それでも途中でついきつい物言いをしてしまう本郷くん。

「なんでいつも突っかかってしまうのか」と考え、御器所さんの要領の良さ、自分には出来ないことが出来ることを認めると負けた気がするから認めたくなかったんだと気づきます。

隣で同じことを考えていた御器所さんに「公園でしか会わないからかもしれない。会いたくなければ来なければいいから、身構える必要がない」と言われ、本郷くんは特別扱いされているような気がしてちょっと照れてしまいます。

 

しがらみがないから変に気を使わずに話せるというのは確かにありそうです。御器所さんは思ったより大分大人だという印象を受けました。彼が田舎出身だという設定、良いですね。あと本郷くんの照れ顔可愛い。

 

後日塾に行くと、なんと新しいTAとして紹介されたのが御器所さん。ついに公園外で出会ってしまいます。

今までと違って、本音を隠して愛想よく接してくる御器所さんに苛々する本郷くん。

 

ここで受け攻め度による分岐が発生。

ということで、ざっくりネタバレはこの辺りまでにしておきます。

 

 

ここからは感想です。

 

1周目は本郷×御器所ルートでした!

個人的に、どのゲームでも最初は出来るだけそのキャラっぽいと思った選択肢を選びつつ恋愛に行こうと努力するのですが、いつも失敗します。銃で撃たれたり、ナイフで刺されたり……。

一発でグッドに行けたことはほぼないです。というか一度もなかったかもしれない。

「スクエアな関係」がグッドだったような……? と思い、残っていたログを確認したところノーマル(バッド?)エンドでした。

でもこの作品はそもそもバッドが無いようで、無事ハッピーエンドに行くことが出来ました。

親しくなっていくうちに素顔を知っていくのではなく、素顔を先に知って親しくなっていたからこそ「自分には取り繕わないでほしい」と思う、というのはあまり見なかったパターンで、面白かったです。

 

受け攻めですが、私は本郷×御器所御器所×本郷も、どちらも楽しめました。

個人的に皇帝さんの演技は攻めの方が好き(ちょっと可愛い攻めが特に良い)なので、声の好みで言えば本郷×御器所かな? 御器所さん受け可愛かったし。

でも、声(とエロシーンのCG)を除くと逆の方が好きですね。こちらの方がエロに入るまでの唐突感がずっと少なかったです。告白シーンが長かったからかな。

あとこちらのルートで御器所さん童貞・本郷くん経験ありという事実が判明してちょっと笑いました。でもキャラに合ってるので良いと思います。

 

 

以上、「AM2:00〜猫と月夜のブランコ〜」本郷視点・御器所ルートの感想でした!

今回、細かいエピソード(特にCGの入るシーン)は省いたもののざっと流れをネタバレしましたが、全ルートネタバレ公開するのもな……と思うので(後で紹介記事を書くつもりでいますし……)、他のルートについてはどのように書くか検討中です。多分ある程度まとめて感想を書きます。

1ルートですがざっくりと紹介したこの記事で、作品の雰囲気が伝わっていれば良いなと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

駿河屋の福袋を買ってみました【女性向けPCソフト】

アニメグッズやゲームなど、様々なジャンルの中古品を取り扱っている駿河屋さん。

私も過去の雑誌などを中心に、度々利用しています。

今回は雑誌のついでに駿河屋福袋」なるものを初めて購入してみました。

こちらの福袋、さすがに完全なごちゃ混ぜ闇鍋ではなく、PSPソフト10本セットやDSソフト10本セット、アニメ系CD50枚セットなど、ある程度はカテゴリー分けされています。

私が選んだのは「じゃんく ジャンル色々女性向けPCソフト 10本セット」(800円)。

安さもあって特にこれが欲しい! という希望はなく「何でもいいからBLゲームが入っていると嬉しいな」程度の気持ちで買いました。

収集癖持ちなので、DL版を持っていてもパッケージ版も集めたい派だというのもあります。初回版と通常版でイラストが違うものとか、両方欲しくなるタイプです。

まあ、既にDL版とパッケージ版両方買っているものもありますが……

ちなみに乙女ゲーはアプリ版「AMNESIA」のケントルートしかプレイしたことがありません。手持ちのゲームとの被りは絶対にないので、ある意味何が来ても当たりです。あえて言うなら好きな声優さんが出演されているものがいいかな。

 

 

前置きはこのくらいにして、結果発表に移ります。

 

 

入っていたソフト

 

まずはBLゲームから。

 

SILVER CHAOS ・SILVER CHAOS FAN BOX ETERNAL FANTASIA

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VividColorの第1作ですね!なんとなく買わずにいたものなので嬉しいです。

FDも一緒に入っていました。親切。

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テレホンカードとデモムービー収録のCD‐ROMつき。試しに再生したら何故か音声しか流れませんでした。なんでだろう……? 他のaviファイルは再生できるので、ディスクの方の問題でしょうか。ちょっと残念。

 

花町物語

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こちらもVividColor。

これ、一度購入したのですが処分してしまって手元になかったのでありがたいです。

 

sweet pool

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スイプ! 私の初ボブゲです。リマスター版は持っていますがこちらのバージョンは未所持だったので嬉しい。パッケージがすごく薄くてびっくりしました。

 

Lamento  —BEYOND THE VOID—

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キラルからもう一つ! 咎狗とスイプしかやったことがないので、いつかプレイしようと思っていた作品。PVがすごく綺麗ですよね。

「Lamento Treasure Disc」も付いていました。

 

セラフィム・スパイラル  —少年の檻—

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今回入っていた中で一番古いものはこれでした! 私的には当たりです。

そして全年齢ソフト! 正直18禁しか入ってないかと思っていました。

パッケージと同じイラストのポスターも付属。

 

スーツを脱いだあと…

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ボイス追加キットも入っていました。優しい。

こちらも古い作品ですね!

タイトル「スーツを脱いだあとで…」かと思っていました。間違って覚えてた……。

 

揺蕩う刻

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出ましたマリンハート。何かしら入ってるんじゃないかとは思っていました。でも揺蕩う刻ならマリンハートの中では当たりかな?

このパッケージ絵良いですよね。ボブゲの中でも結構上位に来る好きなパケです。

 

マスカレード〜地獄学園SO/DO/MU〜

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来た! ピルスラ第1作。

エロゲ「学園ソドム」のBL版ですね。

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中を確認したら原画&設定資料集が入っていました。調べたところオフィシャル通販特典のようです。

ぱらぱらめくってみると、CARNELIANさんやたたなかなさんのイラストが……! 知らなかった。嬉しい。大切に保管しておきます。

 

王子さまLv1.5

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こちらも有名作ですね!

アリスブルーの作品はどれも好きです。

状態も悪くありませんし、当たりですね!

 

帝国千戦記

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郎猫儿! これも有名ですね。

実はイラストがちょっと苦手でやっていなかったのですがずっと興味はあったので、これを機にプレイしてみようと思います!

 

 

ここまでがBLゲーム。以下は乙女ゲームです。

 

星の王女 光のつばさ

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星の王女。なんとなく聞いたことはあります。絵が可愛いですね! 特に女の子が良いなあ。

 

星の王女 宇宙意識に目覚めた義経

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宇宙意識……? あらすじを読む限り宇宙要素は特になさそうに思えましたが、一体何なんだろう……。すごく気になるタイトルです。

 

どちらも18禁追加ディスクつきでした! 時々ありますよね、追加ディスクタイプ。

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すみれの蕾

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初めて見ました。ちょっと調べた感じだと結構評判良さそう……?

百合があるというレビューを読んで俄然やる気が出てきました。

 

ぴゅあらばフレーバー

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こちらも初めて知りました。現代日本が舞台のもの好きなので、ちょっと興味あります。どうやらバグがすごいらしいのでプレイはもっとよく調べてからですね。

 

 

以下はおまけ? についていたCD‐ROMです。

 

Sweet princess vol.15 付録

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雑誌のタイトルは知ってます!

起動してみたらやっぱりCool-Bの付録と似た感じでした。「蝶の毒 華の鎖」の体験版が。これもタイトルは知ってます。そのうちやってみようかな。

 

猛獣使いと王子様〜Snow Bride〜限定版特典コンテンツCD

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オトメイトのゲームだそうです。初めて知りました。試しにインストールしようとしたところ、エラーが発生して失敗。でもジグソーパズルは遊べました。よくわからないので後日また調べます。

 

 

これで入っていたもの全部です!

10本セットとは……?

800円でこの内容なら十分すぎるくらいではないでしょうか。

昔のボブゲが好きな自分には開けていて楽しいラインナップでした。

個人的には咎狗の血が入っていないのは意外でしたね。流通数的に入ってそうだなと思っていました。でもやっぱり有名作が多かった印象です。

また、じゃんくという記載から傷みのあるものが入っているかと思っていましたが、どれも(特典系を除いて)特に問題はなかったです。

 

 

以上、駿河屋の福袋開封結果でした!

読んでくださってありがとうございました。

 

【BLゲーム】おすすめSSなど カフェリン 拓実・進哉編

今回は、「カフェ・リンドバーグ ぼくらの恋愛心理学2」のうち、拓実・進哉ルートをプレイした方に是非読んでいただきたいSSなどを紹介します。

 

ゲーム本編の紹介はこちら。

 

renachii.hatenablog.com

 

 

さて、拓実・進哉ルートの後日談について。

今回は是非読んで/聴いていただきたいもの3つに絞って紹介します。

 

まず、この2人に関してはドラマCD・SS集2003は本編と同じ世界線であり、かつ本編エンディングよりも前(少なくともFDよりも前)の話だと個人的には解釈しています。

時系列的にはおそらく

本編→ドラマCD→SS集2003→本編エンディング→FD

ではないかと。

(そうでないとエンディングでの「することはちゃんとしてる」という進哉の発言とドラマCDが合わないので……両方季節が夏ですし……)

一応ドラマCDが本編の1年後という可能性もありますが、智裕の反応的にドラマCD→FD(智裕視点回想含む)は確定だと思われます。そうなると本編で既に察していたのに1年間黙って見ていたのか……? 智裕が……? という疑問が。

 

というわけで、諸々を考えると上記の順が自然ではないかと考えています。

だからこそ、ドラマCDとSS集2003はFDとセットでチェックしてほしい

 

ドラマCDとは「カフェ・リンドバーグ ぼくらの恋愛心理学2 恋のレシピ」のことです。

二枚組で、一枚目は本編とはまた違う話、二枚目は本編のプレストーリー・アフターストーリーの短編集となっています。

拓進は二枚目の「Linzer Torte」というお話。拓実と進哉がちょっとすれ違って進哉がぐるぐる考え始めるところから始まります。二人の真面目さ、不器用さが存分に発揮されていてとても良かったです。

あと進哉と智裕の会話が可愛すぎる……。でも智裕だけじゃなく多分みんな拓実とのことで悩んでると察してますよねあれ。マスターが気づかないわけないし、司は本編EDで2人の関係知ってましたし。あれで隠してるつもりの進哉ほんと可愛いしみんな優しい。この話大好きです。

 

SS集2003とは「ein special 2003 SUMMER ぼくらの恋愛心理学SS集」のことです。「birdie」「カフェ・リンドバーグ」の、様々なCPのSSが載っています。

拓進は2ページの短い話にも関わらず拓進らしさが出ているので是非読んでいただきたいです。

 

この2つを経てからだと、FDの拓進(+智裕)がより楽しめるのではないかと思います。

 

そして、FD関連ではないですが最後にもう一つ。

SS集2005の拓進めちゃくちゃ癒しなので読んでください

こちらは「ぼくらの恋愛心理学SS集2005 for the first time」といって、2003と同じくいろいろなCPの短編が入ったSS集です。

拓進がメインの話には桐司・拓進に智裕と、メイン5人が全員登場します。割と長い話です。

内容は是非読んでいただきたいのでネタバレはしませんが、このSS集の「for the first time」という副題がヒントでしょうか。

これもまた智裕がいい役まわりなんですよね……拓実・進哉のカップルを見守る智裕という構図、ほんとに好きです。

 

 

以上、是非読んで/聴いてほしい拓進アフターストーリー3つの紹介でした!

ここまで読んでくださってありがとうございました。